機械式時計の仕組みを知ること

機械式時計はクオーツを使ったものよりも、遅れや進みが大きいことが知られ手巻きをしなければ数日で止まってしまいます。それをデメリットと呼ぶか、味がある特徴とするかは個人の好みによるでしょう。この時計の仕組みは機種によって違いがありますが、ぜんまいを巻き上げるためにりゅうずを40回から50回ほどまわす必要があります。1回に360度まわすのですが、完全にりゅうずを巻き上げることで基本的に約40時間から50時間(なかには72時間)動かすことができます。りゅうずの正しい動かし方は12時の方向(右方向)へ、急がずにゆっくりとまわします。左方向(6時の方向)では巻き上げられないので、注意してください。自動巻上げ+手巻き式は20回を目安に、自動巻上げの場合は手にしっかりと持って振り幅10cmほどで1秒間に2往復させ、10分続けます。

大切に扱うことが重要

機械式時計は植物やペットのように、毎日の世話が大切になります。決った時間にりゅうずを巻き上げ、2年から3年に1度は分解掃除(オーバーホール)をしましょう。毎日同じ時間にりゅうずを巻き上げることで、繊細な機械の精度を安定させることができます。また、時計は常に皮膚と接しているので汗や皮脂などが付いて汚れます。肌着は取り替えるのに、時計の場合は外したまま何も手入れしないのではないでしょうか。これではバンドや時計の裏蓋部分が傷んでしまいます。金属のバンドに汚れが付いたまま使い続けていると、かぶれの原因になります。家に帰って時計を外したら、柔らかな布などでそっと汗や水分をふき取ってください。この手間をすることで裏蓋やパッキンの寿命を延ばすことができます。

ビス留めしてあるベゼルの独特なデザインが特徴のウブロ。こだわりの強い人たちに一生モノとして選ばれています。